なんでも書く日記

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マスター・オブ・ゼロのシーズン2が公開

Netflixで見られるマスター・オブ・ゼロ(原題はMaster of None)のシーズン2が公開された。これはコメディアンのアジズ・アンサリが制作・脚本・監督・主演を務めるコメディ・シリーズだ。シーズン1でアジズ・アンサリにハマり、同じくNetflixでみられるトークライブにも手を出した。

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Netflixのアジズ・アンサリ:マディソン・スクエア・ガーデン・ライブより引用

アジズはインド系のアメリカ移民二世だが、「親の世代は大変な苦労をしてこの国に渡り生活を築いたのに、自分たち二世はそのことに感謝もせずのうのうと暮らしている」という自虐的な文脈でこのことをネタにする。

シーズン1の第2話「ペアレンツ」ではこのネタだけで30分押し通している。これはシーズン1の中で最もお気に入りのエピソードの一つであり、マスター・オブ・ゼロを初めて観る人にもおすすめだ。

アジズは声がよい。子どもの頃にエディ・マーフィーを好きになったのも声がよかったからだが、あれは吹き替えの方だった。アジズは本人の声で好きになった。風貌と芸風に完全にマッチしている。

アジズは米国社会では小柄な部類に入る体格なのだが、そのことも度々ネタにしている。マスター・オブ・ゼロでアジズが演じる主人公デフの親友アーノルドは大男なのだが、デフは嬉しいことがあると彼に抱きついて(飛び乗って)しまう。

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これ以下の画像は全てNetflixのマスター・オブ・ゼロ シーズン2:エピソード2「レ・ノッツェ」より引用

久々の再会を喜びながら、イタリアの街で食事を楽しむ二人。最近は出会い系アプリに登録して刺激的な新しい出会いを楽しんでいるというアーノルド。

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「大男専門の出会い系アプリに登録しているんだけど、中でも俺はデカいからモテまくり」と言って見せたプロファイル画像は、自分の大きさを引き立てるためにデフと並んで撮った写真。親友なのにひどい!

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このように、アジズの芸風は一言で言うとベタな自虐・マイノリティネタとも言えるのだが、その質が高い。そしてどことなく品が漂っている。彼は日本ではまだ無名に近いと思うが、米国ではすでにコメディ界のセレブの扱いとなっているらしい。まだ34歳と若いので今後の活躍も楽しみだ(シーズン3も観たい)。